「こうしなきゃ」「完璧でいなきゃ」「失敗は許されない」って思い込み、
──それ、意外と根深くない?
ちなみに、私は超絶完璧主義でした!
- 完璧じゃない私は価値がない
- 他の人よりデキる私じゃないと
- ちょっとでも失敗のリスクがあるならやらない
とか!んで、自分を犠牲にして無理しまくるっていうね!
前回は、「親が全部やってあげる関わり」が子どもから“耐える力”を奪う流れについて掘ってみました。
▼ 子どもが困る前に全部やっちゃう関わりが、“耐える力”を奪っていく話
で、今回は「べき思考」「完璧主義」「強迫観念」について、
自分に厳しすぎるクセが、思い通りにならない現実への“耐性”を奪っていく流れを、掘っていきます!
- 完璧主義×べき思考は“脆さ”を強化する
- 強迫観念と焦りが、心も体も固めていく
- ミス=ダメ、できない=終わり、という思い込み
- 根っこにある「認められたい」の気持ち
- 崩れたときこそ、自分の本当の強さが見える
- 完璧主義は、“思い通りじゃない現実”に折れやすくなる呪い
完璧主義×べき思考は“脆さ”を強化する
完璧主義とかべき思考って、「うまくやらなきゃ」「失敗しちゃダメ」の圧がすごい。
しかもそれって、「自分のため」ってより“人の目”を気にした思考になってたりする。
- ちゃんとやらなきゃ評価されない
- 一度ミスしたら終わり
- できる自分じゃないと認められない
でもその完璧さって、「現実」じゃなくて“理想”や“他人の期待”から来てることが多い。
それを崩さないように生きようとするほど、現実がズレたときにポキっと折れやすくなる。
この「べき」って、たいてい子どもの頃に刷り込まれた“ドライバー”の影響だったりする。
💡ドライバーとは
「こうしなきゃ」と自分を駆り立てる無意識の思考パターン。幼少期に親や周囲の期待に応えるうちに形成されるもので、たとえば「完璧でいなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」などが代表例。
強迫観念と焦りが、心も体も固めていく
「ちゃんとやらなきゃ」「失敗したら終わり」って思考が強すぎると、
常に何かに追われてるような感覚になる。
焦りが続くと、“今ここ”に意識が置けなくなる。
「今ここ」に意識を置けないまま、ずっと“未来の不安”に追われてると、現実と接地できなくなっていく。
- 常に未来を心配してる
- 失敗しないように先回りしすぎる
- 少しのズレにも過敏になる
焦りや強張りが強いほど、「根が張れない」=地に足がつかない生き方になりやすい。
心も体もギチギチになってると、ちょっとのミスでも「もう無理」って思ってしまいやすくなる。
それに、焦ってるときほどミスも増えるし、余計「ダメな自分」が強化されちゃう。
そして何より、心に余白がなくなっていく。
いつも「うまくやらなきゃ」「間違えちゃダメ」って気持ちで詰まってると、自分の感覚や本音をキャッチする余裕もなくなっていく。
ミス=ダメ、できない=終わり、という思い込み
完璧主義の裏には、「できない自分を許せない」って感覚がある。
でもそれって、幼少期に植えつけられた思い込みかもしれない。
- 失敗したとき、強く怒られた
- 「できて当たり前」って空気感だった
- 「ちゃんとしてる=いい子」と刷り込まれた
幼い頃に「いい子=愛される」って信じてしまった結果、「できない=価値がない」と思い込んでしまう人も多い。
子どもの頃に決めた“心のルール”が、大人になっても影響してることがある。
これは【幼児決断】の話でも詳しく触れてるので、気になる人はどうぞ↓
根っこにある「認められたい」の気持ち
結局、「できてない自分」に耐えられないのって、
強く“誰かに認めてほしい”気持ちがあるから。
でも、認められたいが強すぎると、“外の評価”がブレるたびに自分もブレる。
外からの承認だけを軸にしてると、根っこが育ちにくくなるどころか害にしかならない。
崩れたときこそ、自分の本当の強さが見える
完璧主義って、崩れたら“終わり”って感じるけど、
ほんとは崩れてからが“本番”だったりする。
「根が張ってるなら、倒れてもまた立てる」。
逆に、土台がないまま「ちゃんとしなきゃ」で積み上げた人ほど、ちょっとした風でポキっといきやすい。
完璧主義は、“思い通りじゃない現実”に折れやすくなる呪い
- べき思考が強いと、ズレやミスに耐えられない
- 焦りと強張りが、柔軟に対応する力を奪う
- 認められたい気持ちが、失敗を怖れすぎる要因になる
「思い通りに進めないこと」に対して、
“今のままじゃダメだ”って反応しがちになるクセ、どっかで見直していきたいね。
完璧じゃなくても、立ち止まっても、それでも「大丈夫」って言える自分を育てていこう。
もし今、完璧じゃなきゃ!ってしんどさを感じてるなら、下の記事も合わせて読んでみてね!