今回は自己受容のやり方です!
自己受容は、「自己肯定感」と混同されてることが多いです。本当の意味で深く理解してる人は多くはありません。まだ一般的な概念ではないです。
やり方がわかると自己肯定感(=インチキ自己肯定)との違いもわかってきます。
自己受容とはなに?はこちら↓
では早速、実践方法いきますね!
自己受容の基本ステップ|感情を見つけて解放する
ありのままの自分を受け入れる方法はシンプル。
です。
自己受容はこの2ステップでできます。
『なんだすげーかんたんじゃん!』って思うかもしれない。でも、自己受容ができていない人がたくさんいることを考えると、どこかに障害物があるんだよね。
自分の感情を解放してあげられるのは自分しかいないです。
では、もっと具体的にお話していくよ!
自分から湧き上がっている感情を見つけてあげる
↑これ重要、まじ重要。たぶんここが一番の障害になってる。
自分の感情に対してやってしまうことが多いもの、
- 抑えつける
- 見て見ぬふりをする
- 蓋をする
ほんとずっと繰り返して生きてると染み付いちゃってるんだよね、これ。無意識でもやっちゃってたりします。まず気づいてあげることが大切です。
感情を解放する
これも実際どうやって解放すんの?って話なんだけど、私のおすすめは、
もうひとりの自分を作って話しかける
です。
自分の感情に気づいたのはいいけど、そのまま放って置くと解放できません。なので、解放させるためにもうひとりの自分を作って話しかけてあげます。
たとえば、
何か傷つくようなことがあったとする。
↓『私は今どう感じてるのかな…』って考えてみる。
↓あぁ、私は今悲しいんだな、惨めだと思ってるんだな、苦しいんだな、とか。そういうのを見つけてあげる。
↓もうひとりの自分で話しかける
「今悲しいんだね…」
「惨めだと思ってるんだね…」
「苦しいんだね…」
◆もうひとりの自分ってどういう感じ?
ちょっと想像というか、感覚的な話になってくるけど、私がやりやすいと思った方法を紹介しますね。
イメージとしては、
→悲しいと思っている自分を子供の頃の自分に見立てる。ぼんやりでもいいし姿を想像してもいい。
→その子供の頃の自分に、今悲しいんだね…と心の中で話しかける。
出てきた感情に対しては、ジャッジはせずただ受け入れます。
注意⚠️ここで自分が悲しくなる必要はないです。同じ感情になるんじゃなくて、ただ代弁してあげる感じ。
こうして感情を解放することが、自己受容の基本のやり方です。
え、自己受容ってこんなかんたん?!本当…?
え、、これだけ?こんなんでいいの?って感じだよね。
ただ、さっきも言ったけど自己受容ができてる人ってほとんどいません。
やり方はシンプル。でも実践はそうかんたんにいかない。
なんでかと言うと、まず、自己受容の大切さに気づいていない人の方が圧倒的に多いからです。
そして、解放した方がいい感情は、生まれてきた時から今までずっと蓄積されているからです。
今まで抑えてきたもの、蓋をしてきたもの、見て見ぬふりをしたもの、ポジティブなものからネガティブなものまでとんでもない膨大な量の感情があります。
全部を一気に解放するのは難しい。しかも、新しい感情は毎日生まれる。
私が自己受容は一生の課題だと思う理由もそこにあります。
でも、ひとつひとつ解放していくことは、とても大切。無意味なものなんてひとつもない。
なんで世の中の人が自己受容できていないのか、できない状況に陥っているのか。理由はいろいろあるからそれも今後話していきますね。
ひとつ言えるのは、これを読んでくれているあなたは、自己受容の大切さに気づいたということ。おそらくあなたが自分で思っている以上に本当に大きな一歩です。
自己受容ってかんたんそうに見えて、難しいところもあるよね。
次回はその難しさについて掘り下げていくよ!